2013年02月22日

捞起/鱼生のまとめ

シンガポールの旧正月の風物詩、捞起(鱼生)について色々なサイトで紹介している内容を自分の覚書用にまとめました。各家庭や地域によっても色々違いがあるのでこれが正解!っていうわけでは無いのですが...。

捞起(ローヘイ)・・・広東語。本来は漁師が網で魚を引き上げる動作を表す言葉。引き上げた魚はお金になる→お金が儲かるとの縁起を担いで始まった習慣らしい。
縁起の良い野菜とお刺身(鱼生)を大皿に盛り付け、みんなでお箸で高々と持ち上げながら混ぜる。複数の人で箸を突っ込むので"合わせ箸"状態となるのと、お刺身が甘くてスパイシーな味付けになるので嫌がる日本人も多い...。中国語で魚は「余」の字と同じ発音でゆとりがある、利益があることを連想させ、生は「升」という上昇していくという意味の言葉に通じているそうです。

ちなみに本場中国ではこの習慣は廃れてしまったそうですが、微妙に形を変えマレーシアやシンガポールでは今でも盛んに行われています。そしてなぜがこの2つの国でどちらが"現代版鱼生の元祖"かをめぐる戦いが続いているとかいないとか。シンガポールではメディアで北京語以外の中国語を使うのはあまり好まれないせいか、鱼生(yúshēng)と言う言葉の方がよく見るかも。

基本的には旧暦の1月1日から15日の間に食べる物ですが、その期間が近づけば人が集まるイベントには登場します。(現代の大人の事情?)

準備した材料をお皿に盛り付ける時にもそれぞれの材料に応じためでたい言葉を言います。

ライム(魚の上に絞る): 祝大家 大吉大利大丰收
胡椒+ 五香粉/シナモン: 双喜临门福安康
お刺身: 年年有余庆团圆
オイル: 生意兴隆通四海
にんじん千切り: 鸿运当头
緑の大根千切り: 青春常驻
大根千切り: 风生水汽 / 步步高生
酸梅酱: 甜甜蜜蜜合家欢
刻んだピーナッツ: 金银满屋
ゴマ: 生意兴隆
揚げたワンタンの皮のような物: 满地黄金添富贵

この言葉を全部覚えていない人も多のですが、なぜか「满地黄金」だけは言える人多し。
魚はWolf Herringという魚を元々は使っていたそうですが、その後コイが使われるようになったりして、今ではサーモンが最もポピュラーです。

旧正月前後になると、どのスーパーでも鱼生セットが$10〜20位で売られ、その中には派手に着色された紅しょうがやオレンジピールなども入っていてどのタイミングで入れるのか悩みます...。

IMG_2220.jpg
スーパーで買ったセット
一番小さいので6人用^^;


盛り付けが終了したら、いよいよみんなで混ぜ混ぜ!
この時は「ローヘイ、ローヘイ」と言ったりおめでたい言葉を言いながら箸で出来るだけ高く持ち上げます。でも、具がお皿からこぼれると"福がこぼれる"のであまりよろしくなくまた、こぼれた物を皿に戻す事も厳禁だそうです。

3192445.jpg
見よう見まねで作った我が家の鱼生
大根の千切りが短すぎてお互いに絡まりあわず
夫には"捞不起"と言われたふらふら


初めてレストランで食べた時には正直、「...。」と思ったのですが、家で自分の好きな配合で作るとなかなかクセになる味でしたグッド(上向き矢印)


posted by T at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | シンガポール 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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